新たな高速料金制度

100422_0955~01.jpg

国土交通省が4月9日に

高速道路の再検証結果と

新たな料金割引制度発表

現在の料金体系・割引の課題を解決するため

基本方針として、上限料金制度を導入して

徹底した簡素化、地球環境への配慮をあげ

さらに効果として地域の活性化

利用者のわかりやすさを改善

交通集中の緩和などを期待する

新たな上限料金制度は平日・休日の関係なく

一定の距離以上走行すると料金が定額になる

無料化社会実験の対象区間首都高速阪神高速を除く

軽自動車1000円

普通車2000円

中・大型車5000円

トレーラー10000円

ETC搭載車を限定せず全国一律

本州四国連絡高速道路の上限料金は

軽自動車2000円

普通車3000円

中・大型車5000円

トレーラー10000円

他の高速道路と比べて割高になる

新たな料金制度は6月中に試行的に導入の予定

首都高速阪神高速は定額料金制から

対距離を基本とする上限制に移行する

距離に応じて

普通車は500円から900円

大型車は1000円から1800円になる

ETC未搭載車は上限料金が課せられる

全日本トラック協会では、今回の発表に対し

『高速道路料金については物流コストを

引き下げる為に見直すと言われ期待したが

発表された内容を見たところでは

少なくとも近・中距離の通常業務時間帯は

確実に値上げなると思われます

また、首都高速阪神高速についても

営業用トラックは利用距離が長いため

距離制料金により大部分が値上げ

なると思われます』とし

今後、内容の精査と影響の分析行うとともに

全国のトラック協会から意見集約を行い

関係当局への要望など、適切な対応を

図る考えだそうです

高速道路の渋滞・実質値上げ・運賃の値引き依頼・・・

いろんな問題が出てきそうですねぇ~・・・